両建ても使いよう
「両建て」という言葉を投資の世界で聞いたことがありませんか?
投資の世界で・・・というより、むしろ投資の中の為替(FX)において聞くことが多いかと思います。
ですが、両建ては株式投資や先物取引などFX以外の投資でも使われることなので、FXに限らず投資に関わっている人は覚えておきましょう。
両建てとは、同じ通貨や株式に対して、“買い”と“売り”両方のポジションを持つ投資方法です。
“買い”と“売り”の両方を持っているということに、どういった意味があるのでしょうか。
例えば、対象の通貨や株の価格が下落傾向にある場合、それに対して両建てを行うのです。
“買い”と“売り”両方を行うのですから、損失も生じますが、同時に同じだけの利益も出ます。
つまり、レートの動きに関係なく損益が相殺されてしまうわけです。
利益も出ませんが、少なくとも損失を防げるというメリットがあります。
この両建てには賛否両論があって、相殺されては結局無意味だという声もあります。
また、あまりにもネガティブな損切り方法だと考えて、両建てを避ける投資家もいるようですね。
確かに、損切りそのものは各自設定しておくべきことですが、そのために両建てをするというのは相殺を誘発してしまっているようで、いつまでたっても利益が出ないことにもなりそうですが・・・
しかし、ある人は言います。
「馬鹿とハサミは使いよう」
両建ても、利用の仕方によっては確実性の高い投資方法になるというのです。
ただし、お気を付け下さい。
いつでも誰でもできる方法ではありません。
業者によっては両建ての取り扱いが無いところもありますので。
両建てとは?
みなさん、両建てとはなにかご存じでしょうか。
というのは、同一の通貨ペアで「買いポジション」と「売りポジション」の両方のポジションを、同じ枚数持つことをいいます。
まず先に、売りか買いのどちらかのポジションを持ち、その後に逆のポジションを保有します。あくまでも、同時にポジションを持つことが両建てであり、反対売買によって決済は行いません。
たとえばアメリカドル/円で、1万通貨の買いポジションを建て、
同時に、アメリカドル/円で、1万通貨の売りのポジションを建てます。
これを ”両建て”の状態と言います。
一見、利益と損失が相殺されてしまうように見えますし、意味がないという批判をする人もいます。また、FXなど業者によっては、損切りをしないまま、ポジションをむやみにどんどん増やしてしまうといった危険もあるため、それを防ぐために、両建てを取り扱っていないというケースもあります。両建てについては賛否両論あるのは事実です。
では、そんな両建てを好んで行う人がいるのは何故でしょうか。
もちろんこの両建てが、意味のあるものになる場面があるからです。
それは、例えば下げ相場になったとき。例えば、アメリカドルを買ったけど、円高が進んでしまい、これ以上損が増えたら困るといった時に、両建てをしていた場合は、アメリカドルを売ることができます。
この時点で2つのポジションの損益は相殺され、レートがどう動いたとしても、利益も出ない代わりに損失もでません。FX初心者なら、両建てがあった方が安心だということもあるのではないでしょうか。